2011年11月02日

仙台フィルよりサンクトペテルブルグ・フィルへ感謝状が手渡されました。

2011年11月1日、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の公演が行われ、アンコールの後も、メンバーが舞台を後にした後も拍手はなりやみませんでした。
マエストロ テミルカーノフは舞台に呼び戻され、客席はスタンディング・オベーションで素晴らしい公演を讃えました。
公演前のリハーサルに先立ち、仙台フィルハーモニーを代表して大澤 隆夫(専務理事)からマエストロとサンクトペテルブルグ・フィルハーモニーに感謝状が手渡されました。
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これは東日本大震災を知り、日本のために何かをしたいと願ったマエストロとオーケストラが4月に行った全米ツアーの収益の一部を仙台フィルに寄付したことに対するものです。
マエストロは「このような災害は日本だけのこと、とは思えず、何か力になりたいと思いました。
私たちの寄付は大災害に対しては小さな力でしょう。しかし、私たちは日本、そして被害にあわれた方々のことを思い、心は皆さまのそばにある、ことを忘れないでいて欲しい」と話し、感謝状を受け取りました。
同席なさった仙台市の高橋一典様、細井崇久様からは「復興には長い時間がかかると思いますが、その言葉は力になりました。これからも見守っていてください」との言葉がありました。
音楽が結んだ縁、音楽がつなぐ思いを強く感じました。
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2011年11月6日(日)14時開演 横浜みなとみらいホール
曲目:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 Op.18(ピアノ:ルーステム・サイトクーロフ)
チャイコフスキー:交響曲第5番 Op.64
残席はS券のみ、僅少ですのでお早めに!
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
詳しい公演情報はこちらから
posted by Japan Arts at 12:31| レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月31日

サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー、岩国公演 大成功!

テミルカーノフ率いるサンクトペテルブルグ・フィルハーモニーが、10月30日シンフォニア岩国で日本公演の初日を迎え、喝采を浴びました。
ソ連時代は、レン・フィル(レニングラード・フィルハーモニー)の名前で世界中で大絶賛されていたオーケストラ。
ムラヴィンスキーから弾きつぎ、すでに23年も同団を指揮するマエストロ テミルカーノフは、間違いなく現代の巨匠。細身の体ながら、風格、威厳、オーラは凄まじいものがあります。
舞台に立っただけで集中するオーケストラ、特に金管楽器の素晴らしさは言葉に表すことは不可能です!

とにかく、この感動を皆さんとわかちあいたい!生の舞台、コンサートを聴いていただきたい!と切実に思いました。



売切れ間近、注目の公演!
≪テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団≫

st_flyer.jpg2011年11月1日(火) 19時開演 サントリーホール 
曲目:
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲 
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64 (ヴァイオリン:庄司紗矢香)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 

S¥16,000 A¥13,000 ジャパン・アーツ夢倶楽部会員 S¥15,000 A¥12,000
S席、A席 僅少!!

2011年11月6日(日) 14時開演 横浜みなとみらいホール 
曲目:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 Op.18 (ピアノ:ルーステム・サイトクーロフ)
チャイコフスキー:交響曲第5番 Op.64 

S席がございます!

S¥16,000 ジャパン・アーツ夢倶楽部会員 S¥15,000

公演の詳細はこちらから
posted by Japan Arts at 11:26| レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

ユーリ・バシュメット、アルゲリッチ音楽祭に参加!

アルゲリッチ音楽祭に出演した、ユーリ・バシュメットのスタッフ・レポートです。
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ユーリー・バシュメットは別府アルゲリッチ音楽祭出演の為、別府に滞在中ですが、アルゲリッチ音楽祭では14日に大分でマラソン・コンサートに出演。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏第13番の他、マルタ・アルゲリッチ他との共演でタンゴにも挑戦し、満員の聴衆から大喝采を浴びました。16日は北九州でアルゲリッチとのデュオ2曲を含む計4曲を演奏。19日には別府でモスクワ・ソロイスツのメンバーと桐朋学院オーケストラのメンバーによる合同演奏会が行われ、バシュメットの指揮でアルゲリッチがショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏した他、バシュメットの弾き振がありました。

暖かくユーモラスな人柄のバシュメットの周りにはいつもアルゲリッチを含め出演者が集い、和やかな雰囲気でリハーサルが進みました。

マルタ・アルゲリッチも、「ヨーロッパに居ても日本での出来事は自分達のことの様に感じ大きなショックを受けた。被災者の方々の事を考え音楽祭を実施しても良いものか考えたが、こういう時だからこそ音楽を通じて支援を行いたい」と来日。福島原発に関して「ヨーロッパと日本の報道の内容には大きな違いがあり、一体何が真実なのか非常に分かりにくい」とも語っていました。今回の音楽祭の演奏会からCDを作成し利益は被災地に寄付される事になっています。お嬢さんもラ・フォル・ジュルネで来日し演奏を行ったとの事!
アルゲリッチは既に堀米ゆず子さんや海老彰子さんとチャリティー演奏会を行っていますが、月末には樫本大進やイタマール・ゴラン等とベルリンで慈善演奏会を行う予定です。

posted by Japan Arts at 17:06| レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

ベルリン放送交響楽団が、東日本大地震のためにチャリティ・コンサートを開催

 東日本大地震を受けて、様々なヨーロッパのオーケストラが日本向けのチャリティ・コンサートを行なっているが、3月26日、ベルリン放送交響楽団もベルリン大聖堂で演奏会を催した。曲目は、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」、指揮は大聖堂のカントル、トビアス・ブロマンである。ベルリン大聖堂は、博物館島の近くに位置するプロテスタントの大きな教会。開催発表から当日まで4日ほどだったが、ベルリンでも最大規模の内部は観客で埋めつくした。市民の地震に対するショックは大きく、多くの人々が何らかの貢献をしたいと思ったのだろう。演奏会の前には、教会関係者が短い挨拶をし、入場料が東京・横浜のドイツ人教会(募金活動を行なっている)に送られると述べた。
 とは言うものの、日本への連帯を強く感じさせたのは、やはり演奏側だろう。合唱は、ベルリンのアマチュア教会合唱団6団体。その総勢は、300人を超えていたのではないかと思う。祭壇の前には収まりきらず、場内の裾の方まで団員が立ち並ぶ格好となった。一方オケの顔ぶれには、ベルリン・フィルやベルリン・ドイツ響で活躍する日本人奏者の顔も見える。コンサートの趣旨に賛同し、エキストラで参加したのだろうが、このように、ベルリンの音楽家たちが我々のために力を合わせてくれる姿は、感動を誘った。ブラームスのレクイエムも、辛い状況にある人々を慰めるような曲調が、機会の雰囲気に合致していたと言える。
 演奏が終わると、演奏者と客席の両方が起立し、1分ほど黙祷して犠牲者に想いを馳せた。それが終わると観客は、音を立てることもなく静かに家路に付いて行った。筆者は、ドイツ人がこうした演奏会を咄嗟に行うことができることに感銘を覚えるとともに、彼らの善意に深く感謝したい気持ちになった。ベルリン放送響は今秋に来日を控えているそうだが、日本との絆は、さらに深まったに違いない。

文:城所 孝吉(在ベルリン)

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2010年05月31日

サロネン&フィルハーモニア管弦楽団コンサートレポート(5/29 兵庫県立芸術文化センター)

いよいよサロネン&フィルハーモニア管弦楽団のツアーが始まりました。
今回のフィルハーモニア管はすばらしいの一言です。
このオーケストラと指揮者、そしてこの一大イヴェントに華を添えるソリストという組み合わせはめったにありません。

まず英国のオーケストラはなかなか特徴を表現しにくいですが、フィルハーモニア管が、歴代の世界的な指揮者に愛され続けている理由は、特別なサウンドだと言えると思います。それは、本当に簡単に言ってしまえば“音の美しさ”で、その伝統は現在も受け継がれています。

そして、この極上のキャンバスは誰が指揮台に立っても、きれいな「絵」を描くことはできますが、サロネンは「特別」。
ご存知のとおり、今回は、サロネンの就任後初めての日本ツアーです。
彼のフィルハーモニア管との出会いはさかのぼること1983年、ティルソン=トーマスの降板により、大抜擢された若き指揮者はロンドンの桧舞台で、それはセンセーショナルなデビューを飾ったと語り継がれていますが、彼自身が言うように、これは“運命的出会い”だったのでしょう。
サロネンがフィルハーモニア管の指揮台に立つとき何が起こるか。白いキャンバスに指揮者は、まずベースとなる色彩をふんだんに描き、そして仕上げに最後の一筆(一振り)を加えた瞬間、その色彩(オーケストラの演奏)は命が宿ったように感性に操られるがまま、一人でに動き出し、物語を展開していく、といった感じです。(あまりに抽象的ですが、音楽を言葉にすることは難しい。それが素晴らしい音楽だとなおさらなのです!)

まず昨日の演奏会では、サロネン自身の作品から幕開け。これはBBCからの委嘱でゲルギエフのために作曲された作品ですが、現代音楽にありがちな技巧を重視、音楽性無視、というものではなく、オーケストラの機能を熟知したサロネンが音の効果を追求し、ダイナミックスとエネルギーを凝縮した見事な作品です。

次にヒラリー・ハーンのチャイコフスキー。
完成度は150%!驚異的な集中度での演奏を通じて、ハーンという人の凄さを改めて実感した一夜でした。
ここまで自分の音楽を主張するハーンの姿勢には、感銘を通り越して驚愕の域です。
しかし、それが前提で、ソリストの姿勢を理解し、サポートに取り組む指揮者とオーケストラもまた見事です。
ところで今回のドレスはどんな色でしょうか!!?? こちらも乞うご期待!

そして最後にシベリウス交響曲第2番。不動の名曲です。
フィンランド人のサロネンは、決してノスタルジックで民族的になりすぎず、非常に客観的にコントロールされた中で、精神的な躍動や揺らぎ、哀愁など、作品が意図する本髄をしっかりと押さえた演奏でした。
マエストロ サロネンは、音楽に誠実で謙虚で明快というのが、今の時点での感想です。間違いなく歴史に残る極めて優れた音楽家だということは明らかでしょう。

目指しているものははっきりしている。だからこそ欲張らず、年間の半分は作曲の時期に当てているそうです。演奏会の回数を聞いたところ、数えたことはないが、多分25回から多くて30回とのこと。ということは、今年日本で10回以上の演奏が予定されているのですから、なんと私たちは幸運なことでしょう!

今日からのサントリーホールでの公演、どうぞご期待ください。



≪来日公演情報!≫
5月31日(月) 19時開演 サントリーホール
6月2日(水) 19時開演 サントリーホール
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公演の詳細情報はこちらから

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